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もくじ
回路部品の書き方

回路部品を記述するときには、たとえば抵抗の場合は

rl1 vdd vl 10g
(↑端子vddと端子vlを10GΩの抵抗で接続しているという意味になる。)

のようにに記述します。ここで注意するのは、頭の一文字が部品の種類を示しているので、この後に書く「〜の書き方」に書いたように、頭の一文字は抵抗ならr、コンデンサならc、電圧源ならv、というように始めてください。

☆抵抗の書き方
r番号 端子1 端子2 抵抗値    (例 r1 t1 t2 100k)

☆コンデンサの書き方
c番号 端子1 端子2 静電容量   (例 c1 t2 t3 20p)

☆インダクタ(コイル)の書き方
l番号 端子1 端子2 インダクタンス (例 l1 t3 t4 1m)

☆電源の書き方(直流電源の場合)
v番号 +端子 −端子 dc 電圧 (例 vp t1 0 dc 5)



☆電源の書き方(正弦波交流源の場合)

1.周波数解析の場合
v番号 +端子 -端子 ac 電圧   (例 vac t1 0 ac 10)

2.過渡解析の場合
           ↓☆1     ↓☆2   ↓☆4 ↓☆5(書かなくても可)
v番号 +端子 -端子 sin(オフセット電圧 振幅 周波数 遅延 ダンピングファクタ)
                              


3.パルス電源の場合
v番号 +端子 -端子 pulse(初期電圧 パルス電圧 ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5)
(例 vp t4 0 pulse(0 5 10n 2n 4n 20n 40n))




(電圧制御電圧源の場合)
E番号 +出力端子 -出力端子 +入力端子 -入力端子 倍率
(例 Enr out 0 in1 0 5→端子in1の電圧を5倍して端子outに出力せよという意味)

電圧制御電圧源は理想アンプのかわりができます。このときは、−出力端子と−入力端子を接地します。数値を設定しないとならないので利得を無限大にはできませんが理想オペアンプのかわりにもなります。

※理想アンプの書き方!※

E番号 出力端子 0 入力端子 0 倍率
(例 Eamp v2 0 v1 0 1
    → 端子inと端子outの間に増幅率1倍の増幅器を接続するという意味)
理想アンプ







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