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直流解析の実例

とりあえずこのネットリストを見てください。

test CMOS INV (DC)(←1行目は題名になります。何か分かりやすいのを書こう)

**** circuit ****
mn1 t2 t1 0 0 nm l=4u w=8u ad=80p as=80p pd=36u ps=36u  
         (↑nMOSの接続とチャネル長・チャネル幅などを設定)
mp1 t2 t1 t3 t3 pm l=4u w=16u ad=160p as=160p pd=52u ps=52u 
         (↑pMOSの接続とチャネル長・チャネル幅などを設定)
c1 0 t2 3p      (←今回は直流解析なので意味のないコンデンサ)

**** power supply ****
vdd t3 0 dc 5           (←電源)
vin t1 0 dc 5                  (←入力用電源)

(↓FETの設定をしています)
**** MOS FET model ****
.model nm nmos (level=2 vto=1.0 tox=0.035u nsub=1e15 uo=500
+ ucrit=4.5e4 uexp=0.11 tpg=1 ld=0.2u xj=0.29u js=6m pb=0.94 
+ cj=3.85e-4 cjsw=1.6n cgdo=0.45n cgso=0.45n cgbo=0.042n
+ rd=1 rs=1) 

.model pm pmos (level=2 vto=-1.0 tox=0.035u nsub=1e16 uo=250 
+ ucrit=2.0e4 uexp=0.08 tpg=-1 ld=0.3u xj=0.43u js=6m pb=0.88
+ cj=1.23e-4 cjsw=2.36n cgdo=0.25n cgso=0.25n cgbo=0.02n 
+ rd=1 rs=1)
(↑設定の途中で改行したときは行の頭に「+」をつけよう)

.dc vin 0 5 0.2  (←ここが重要! 
                      電源vinの電圧を0Vから5Vまで0.2Vおきに変化させる)
.print dc v(t1) v(t2) (←端子t1と端子t2にかかる電圧を出力させる)
.plot dc v(t1) v(t2)  (←端子t1と端子t2にかかる電圧を簡単なグラフにする)
.end            (←ネットリストの終わり)

回路図
上記の回路の回路図

これはCMOSのインバータ回路のネットリストで、下にあるピリオドで始まる行で直流解析するように設定してあります。どの行がどんな役目をしているかはネットリスト内の解説を見てください。









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